#7 【勉強法】アウトプットの意味とその方法② #アウトプット大全

前回、アウトプットには「話す(Talk)」と「書く(Write)」の2つがあると説明しました。

 

今日は「話す(Talk)」の具体的な方法について紹介します!!

 

 

話す ~最も簡単なアウトプット!~

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アウトプットが苦手、、、という人にまずオススメするのが「話す」です!「話す」ことは最も簡単なアウトプット法です。

読んだことや聞いたこと、自分が体験したことなど。脳内の情報や考えが言語化され、外界へ吐き出され、感想を話すだけで脳が活性化し、記憶の増強、定着に大きく貢献します!

ここでいくつか「感想を話す」ときのポイントを紹介します。

・自分の意見・気づきを盛り込む

チャット, ディスカッション, 会議, 話, 会話, 話す, 通信, アイコンを

ただ感想を話すだけでは聞いている方は退屈です。

そこで感想に自分の意見や気付きを入れるのがオススメです。

そうするとその話に価値が生まれ、耳を傾けたくなります。

 

「前、新しくできた焼肉屋行ったねん。」「ふーん」←聞いている方はつまらん

「前、新しくできた焼肉屋行ったねんけどな、店の内装がきれいな木目調で店長のこだわり感じたわ。すぐ予約困難なると思う!」「へぇー!」みたいな感じかな?

「事実+感想+意見」を意識すると良いでしょう(^o^)

 

・ポジティブな言葉を増やすだけで幸せになれる?

あなたの周りにいつも人の悪口や、仕事の愚痴ばかり話している人はいませんか?

そんな人に限って退屈でつまらそうな毎日を送っている気がします。

ノースカロライナ大学の研究では、職場で話される会話のポジティブな言葉とネガティブな言葉の割合(ポジティビティ比)を調べたところ、その比率が3:1以上でポジティブな言葉の多いチームはビジネスで高い利益を上げ、メンバーの評価も高くなっていました。

一方、ポジティビティ比が3:1を下回った(ネガティブな言葉が多い)チームは会社への愛着が低く、離職率も高くなっていました。

また、心理学者ジョン・ゴットマン博士の研究によるとポジティビティ比が5:1を下回ると夫婦は高い確率で離婚にいたり、ポジティビティ比をもとにした離婚予測が94%の精度で的中しました。

仕事の成功、良好な人間関係を維持するには、ポジティブな言葉ネガティブな言葉の3倍以上必要であるといえます!!

ポジティブなアウトプットを増やさない限り、成功・幸せにはつながらないのです!!

 

・悪口は絶対ダメ!! ~悪口はネガティブな人生の始まり~

ポジティビティ比の研究からの分かるように、悪口を言っていると不幸になります。

悪を言うと次のようなことが起こります。

「ストレスが増える」

悪口を言うとスッキリするように思うかもしれません。しかし、実際はストレスホルモンの一種、コルチゾールの値は悪口を言うと上昇することがわかっています。つまり悪口を言うとストレスが増えるのです。

また東フィンランド大学の研究によると、悪口や批判が多い人はそうでない人に比べて認知症になるリスクが3倍になることもわかっています。悪口はやめましょう。

 

「人間関係が悪化する」

アウトプットは記憶の強化です。

「〇〇が嫌い!」と居酒屋で盛り上がったとしましょう。すると脳は「〇〇が嫌い!」という記憶を強化します。

「悪口は本人の前では言わないから大丈夫」と思っているかもしれませんが、人間の感情は非言語的なメッセージにより言葉を介さずとも伝わってしまいます。

結果、その人からの信頼、評価が下がり、人間関係が悪化してしまいます。

 

「悪いところ探しの名人になる」

 悪口を言い合うことは、他人の悪いところを探してアウトプットする訓練をしているのと同じです。

日常的に悪口を言っていると、無意識のうちに人のアラ探しをするようになり、「悪いところ探しの名人」になってしまいます。

悪口を言うことはネガティブ思考のトレーニングです。絶対にやめましょう。

 

伝える ~話の内容よりも態度が大事!?~

コミュニケーションは「話す」と同じくらい有効なアウトプットになります。

しかし人に自分の意見を伝えるのが苦手、、、という人も多いのではないでしょうか。

コミュニケーションについて考えるとき、「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケーション」の2つに分類すると理解しやすいです。

「言語的コミュニケーション」とは言葉の意味内容・言語的情報。       

「非言語的コミュニケーション」は外観、表情、視線、ジェスチャーなどの視覚的情報と、声の調子、強弱、声質など聴覚的情報などがあります。

 

ここで心理学で有名な 「メラビアンの法則」を説明します。

メラビアンの法則とは

「矛盾したメッセージが発せられた時の人の受け止め方についての研究」で言語、視覚、聴覚で矛盾したメッセージが発せられたとき、どれを信用するか、という実験です。

視覚が55%、聴覚が38%、言語7%。

「私たちは言葉の意味内容よりも視覚情報や聴覚情報を重視している」ことが分かりますね。

メラービアンの法則 | フリーランス日本語教師naonao❤︎「人生山あり谷あり奮闘記」

https://ameblo.jp/nao-s1110/entry-12155431291.html

 

つまり、自分の意見を言う時、「何を話すか(言語的コミュニケーション)」も重要ですが、「どう話すか(非言語的ー)」も同じぐらい大事なのです!!

 

ではどうすれば非言語的コミュニケーションをうまく利用できるのか?

オススメは「目を見る」ことです。目を見て話す、つまりアイコンタクトですね。

相手の目を見ることで、目は「想い」や「感情」を伝える饒舌な器官になります。

慣れないうちは目を見ながら話すのは恥ずかしいと思うので、  

・目の間を見る

・重要なところで1秒目を合わせる、、などから始めると良いでしょう。

         

質問する ~開始前の質問が学びの方向性を決める!!~

質問をすることも簡単なアウトプットの1つです。

セミナー、授業、本などで学ぼうとするときは、始める前に自分に「なぜこれを学ぶのか?」「自分は何を学びたいのか?」などの質問を自分にすると良いでしょう。

他人に質問」も良いですが、「自分自身に質問する」だけでも、脳は圧倒的に活性化し、必要な情報を集めてくれます。

 

脳には「選択的注意」というものがあります。

これは脳内Google検索のようなもので、事前に単語を登録しておくと、周囲の膨大な情報の中からその単語を拾ってくることができます。この「選択的注意」を発動するのに必要な事前単語登録が「質問する」ということです。

 

授業の予習も事前単語登録になります。

まったく知らない内容の講義を受けるよりも、教科書を軽く読んでから授業を聞くだけで「あっ!この言葉知ってる!!」ってなりますよね。 

常に質問するクセを付けることで良いアウトプットになり、より深く話を聞くことができるようになります。

 

まとめ 

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いかかだったでしょうか。

「話す」「伝える」「質問する」

以上が僕がオススメする「Talk」に関連するアウトプット法です。

僕自身、実践できていることはまだまだ少ないですが、すぐにできることなのでこの記事を読んでくださった方もやってみてはどうですか??

 

 詳しくは樺沢紫苑先生の「学びを結果に変えるアウトプット大全(サンクチュアリ出版)」に書かれています。

 

気になる方は読んでみてください。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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