#11【時間術】!朝の時間を最大に活かす 「脳のゴールデンタイム時間術」 #神・時間術③

 朝が「脳のゴールデンタイム」というのはよく言われています。

 

ではどうやって朝の時間を有効活用すればよいでしょうか?

 

今回は「朝の時間を最大に活かす!脳のゴールデンタイム時間術」を紹介します!

 

「朝の時間の使い方がわからない人」や「朝起きるのが苦手な人」に読んでもらえると嬉しいです。

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脳のゴールデンタイムを活かす

ゴールデンタイムとは?

起きてから2~3時間は、なぜ「ゴールデン」と呼ばれるほど素晴らしい時間帯なのでしょうか?

 

睡眠中に私たちの脳は整理されます。

「前日の出来事」の記憶が整理整頓され、朝起きた直後の脳は「片付けられて何も載っていないまっさらな机」のような状態になります。

 

仕事を始めるとだんだん机の上に文房具や書類が広がり始めますが、同じようなことが脳内でも起こっているのです。

朝起きた直後の脳は広々と作業スペースが使えるのでバツグンに仕事がはかどるのです。

 

集中力を測定するメガネ「JINS MEME」のデータによると1日で最も集中できる時間帯は朝6時~7時台です。

その後9時以降は徐々に集中力が低下し、昼の2時に低くなり、4時~5時の終業間際に再び高まります。

起床後2~3時間の「脳のゴールデンタイム」が実際に存在することが分かりますね。

 

jins-meme.com

また、「脳のゴールデンタイム」にするべき仕事には論理的な仕事、語学学習、難しい課題などの集中力を要する仕事「集中仕事」が向いています。

 

超・朝活起床術

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朝の時間帯が「ゴールデン」と言われる理由がわかったでしょか。

 

しかし、中には「朝が苦手で起きられません🥺」とか「夜型人間なので朝は活動できません」と思っている人もいるでしょう。

 

そんなあなたには樺沢先生がオススメする朝の時間の攻略法「超・朝活起床術」を紹介します!

 

朝シャワー

young man with closed eyes taking a shower - シャワー ストックフォトと画像

朝にシャワーを浴びると、夜の神経(リラックスする神経)の「副交感神経」から昼の神経(活動の神経)の「交感神経」に切り替わります。

朝起きて頭がボーッとしているのは、副交感神経が優位にあり、目は覚めているが頭も身体もまだ寝ている状態だからです。

 

交感神経優位の状態とは体温、心拍数が上がった状態です。

シャワーを浴びると体温、心拍数が上がり、強制的に副交感神経から交感神経に切り替えることができるのです。

 

カーテンを開けて寝る

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一般的にカーテンは閉めて寝るものです。

ですが、実はカーテンを開けて寝ると朝型に切り替えることができます

 

それは窓から入る朝日を浴びてセロトニンという脳内物質が活性化するからです。

 

セロトニンは睡眠と覚醒をコントロールする物質で、網膜からの光刺激が脳の「縫線核」という部分に伝わり合成が開始します。

 

セロトニンは日の出とともに合成がスタートし、午後から夜にかけて活性が低下、ノンレム睡眠時には分泌がゼロになります。

 

セロトニンが分泌されるとハツラツとした気分になり、頭もスッキリし、すぐに仕事ができる状態になることができます。

 

セロトニンはこの後も何回か登場する大事な物質です。

覚えておいてくださいね(^o^)

 

リズム運動

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日光を浴びてセロトニンが活性化すると、気持ちのいい朝を向かえられることは説明しました。

 

実は他にもセロトニンを活性化させる方法があります。

 

それは「リズム運動」です。

リズム運動とは「イチ、ニ、イチ、ニ」のかけ声に合わせてできるリズミカルな運動で、ウォーキング、ジョギング、階段の上り下り、ラジオ体操、深呼吸などたくさんあります。

 

朝行うリズム運動のオススメは「よく噛んで朝食を食べる」です。

ご飯をよく噛む、つまり咀嚼すると顎の筋肉がリズミカルに収縮・弛緩を繰り返すため、十分なリズム運動となりセロトニン活性にも効果的です。

 

朝のウォーキングやジョギングももちろん効果的ですが、朝に運動する時間を取れない人も多いでしょう。

でも朝ごはんをよく噛むのは誰でもできますね。

よく噛んで食べるだけで、朝食を食べ終わる頃にはセロトニンのスイッチがオンになり、脳が覚醒モードになっているのです。

 

 

絶対やってはいけない朝の習慣

ここまで朝の時間を有効活用する習慣を紹介してきました。

反対に朝、絶対にやってはいけない習慣もあります。

それは「テレビを見ること」です。

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朝からなんとなく「ニュース番組」や「占い」を見ている人も多いでしょう。

朝起きた時の状態は「整理されたキレイな机の上」のような状態です。

テレビは「情報の嵐」

朝起きていきなりテレビを見るのは、キレイな机の上に資料をぶちまけるのと一緒です。

 

「整理された脳」がいきなり「乱雑な脳」に変わってしまい、「朝のゴールデンタイム」が吹き飛んでしまいます。

 

ゴールデンタイムをより長く活かすには午前中は余計な情報入れず、あえて「情報遮断」をするのがポイントです。

 

朝からテレビ、絶対にやめてください。

 

 

今日のまとめ

 

いかがだったでしょうか。

今回は朝が「脳のゴールデンタイム」と呼ばれる理由とその活かし方について説明しました。

 

起床後2~3時間は1日の中で最も集中力が高い時間帯です。

「神・時間術」では朝のゴールデンタイムをどう有効活用するかが重要です。

 

朝の集中時間には「論理的な仕事や語学学習などの集中力を要する仕事、集中仕事」をやるといいんでしたね。

 

「朝が苦手で、、、」という人向けの朝の攻略法も紹介しました。

・朝シャワー

・カーテンを開けて寝る

・リズム運動

どれも実践するのは簡単なものばかりです。

 

あと、朝からテレビを見ている人。絶対にやめてください。

ゴールデンタイムが吹き飛んでしまいます。

 

今回の内容は以上です。

詳しくは樺沢紫苑先生の「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術(大和書房)」に書かれています。

 

気になる方は読んでみてください。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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